(ハートマーク)有難うございます。
大澤さんは私に夢中になっています。
彼以上の方とも出会い、その彼も私に
夢中です。私は大澤さんとその彼に
愛されまくっています。(ハートマーク)
年内にどちらかと結婚します(ハートマーク)
できれば住吉大社様で!
平成26年1月31日
沙保里
[大阪市 住吉大社]
強い結婚願望を抱えていながら果たせない、他の女性が読んだら、どう感じるであろうか。
おそらく感じ方は二通りに分かれるだろう。
ひとつは、ごく素直に羨ましく思い、あるいは悔しがり、自分も早く良い人をというものである。
もうひとつは、ここに書かれていることは嘘っぱちで、「この沙保里っていう女もきっと相手がいないはずよ。ふたりの男性から思いを寄せられる立場になりたい、そういう願望を書いているだけよ」というものである。
筆者が時々指摘する「言霊系」あるいは「強要系」の願文だとみるのである。まあ、どう感じるかは、その読み手の性格や置かれている境遇によるのであって、どちらでも良いのだが。
筆者がひとつ疑問に思うのは、この沙保里クン、なぜ大澤さんだけ名前を書いて、もうひとりの男性は「その彼」で済ませているのか?という点である。
大澤さんのほうは、確実にキープできているという自信があるが、「その彼」のほうはそこまで確信が持てないために、念のため、名前を伏せているのか。
それとも、本命は沙保里クン自身も書いているように、大澤さん「以上の方」である「その彼」のほうだから大切にする意味で匿名としているのか。
しかし、それなら「どちらかと結婚」などとは言わないだろう。
いや、それこそが、最低限の結果だけは確保しておき、その上でさらに好条件の案件をゲットしたいという、女性心理なのかも知れない。
願掛け絵馬の恋愛関係には、こういう願いがよくある訳で、二股掛けられている大澤さんと「その彼」こそ、いい面の皮である。
以上はもちろん、この願文が「言霊系」でも「強要系」でもないと仮定しての話である。