どこの誰が、どんな思いで書き、願い、奉納したのか。
願主の思いそのままに悲しく苦しく、あるいはその願いとは裏腹に可笑しく面白く、時には不気味で恐ろしく、さらにはあまりの意味不明さに、「目が点」状態になったり、唸って考え込まざるを得なくなったり。
願かけ絵馬の世界は広大で、底知れないのである。たとえば、
上のような素直な願かけもあれば、下のようなテゴワイもの、訳の判らないものもあって、学術的考察の興味は尽きない訳である。
こうした数々の“名品” “逸品” “珍品”を採集し、その文言、文体、筆跡などを詳細かつ緻密に観察し、深く鋭く考察し、願いの真意を探り、その背後に隠された真相に迫り、現代世相を浮き彫りにする。
……とまあ、一応そういう体裁で(取り繕いとも言うが)、本サイトは展開されている次第である。
詳しくは、「口上」「読前の注意」などのボタン(のつもりである)から進んで説明をお読みいただきたい。
苦情はもちろん、ご意見、投稿なども大いに歓迎である。ただし、サイトデザインの垢ぬけなさ、素人臭さは自覚しているので、この点のご指摘は頂戴するに及ばない。