りほちゃんのうちにも、
赤ちゃんが来ますように大パパが赤ちゃんに会えますように
(年月)
りほ
[新潟市 白山神社]
ご存知の読者も多いであろうが、「大パパ」というのは、パパのパパ、つまりは孫にとってのお爺ちゃんのことである。
いつからこういう言い方が出てきたのか知らないが、英語のGgrandfatherと同じような考え方、というか、それを援用したものであろう。
で、それは良いとして、このりほちゃんは、大好きなおじいちゃんにもうひとり、孫を与えてやりたい、自分に妹だか弟だかがほしいと、願っているわけである。
きっと、近所のうちかどこかに最近、赤ん坊が生まれたのであろう。
その赤ちゃんがとっても可愛い。りほちゃんも、可愛い赤ちゃんがほしい、という訳だ。
まことに微笑ましい。
ただ、そんなりほちゃんにしては、どうも文字の印象がそれらしくないのである。大人びた達筆とまでは言わないが、幼児の字でもないのである。
はっきり言って、誰かがりほちゃんと示し合わせてというか、相談ずくで代筆したような印象なのだ。
で、その代筆の主は誰か、ということである。
「大パパ」かも知れない。
孫を連れての散歩の途中、地元の神社に参詣して、そういや倅夫婦にはなかなか次の子が授かるふうがないなあ、ひとつ神様にお頼みしておこうか…、というわけだ。
だが、代筆者がりほちゃんのママであった場合は、何だか少々、アレである。
小パパ(とは言わないか)も、なかなか大変なのである。