[お願い事]
今年も失業から
救ってください。
福岡市東区○○○○○
田村義彦
[福岡市 住吉神社]
世間では、あるいは、新聞・テレビなどの報道では、景気は長期拡大しているということである。
が、勤労者にそんな実感はない。
ロクすっぽ休みも取れず、残業しても残業代は出ず、かといって給料もあがらず、会社ばっかりが儲かっている。
だが、それでも仕事のある人はいいのである。
日々、やることのない虚しさと精神的な苦痛。
仕事を失うことの辛さ、恐さは、それを実際に体験した人でなければ、ほんとうのところは判らないだろう。
で、この田村さんである。
「今年も」失業から救って欲しいというのは、どういうことだろうか。
常にリストラの恐怖にさらされているが、今までのところ、辛うじて逃れてきており、「神様、今年も何とか今の状態が続いてくれますように、お願いします」というのであろうか。
それとも、去年、一度は馘首になったものの、住吉の神様にお願いした結果、もちろんご当人のいろいろな努力もあってのことだが、新たな勤め先が見つかった。
ところが、その新たな勤務先で、またもやリストラの憂き目に遭ってしまったということだろうか。
で、今年もまた、新しい就職先をよろしくと。
どちらにしても、お気の毒なことである。
だが、こういうことは、神頼みしてどうなるものでもないように思うが、どうだろう。
どうなる、どうならない、ではなく、そういう姿勢ではイカンのではないか、というような気がするのである。
とくに、前者の場合。
後者の場合なら、多少、判らなくもない。
ハローワークで、忌々しいパソコン端末を相手に仕事探しするのにも疲れ、まるで他人事のような(実際、他人事だからなあ)対応しかしない小役人の顔を見るのにも疲れ、静かな神社の境内で気分転換を図ってみただけだというのなら、良いのであるが…。
頑張ってください、田村さん。
そうとしか言えないのである。